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高圧電気設備機器点検・メンテナンスを行っている、東春電気工業の活動内容をお知ら...

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【3-3_自動復旧装置アーカイブ】

遠隔監視制御装置(ITC)の点検 犬山変電所

遠隔監視制御装置(ITC)とは、
DAC盤(回線単位制御盤)に付随する制御総合装置です。

制御所~IMCS(集中監視制御装置)~現地の制御権を
渋滞することなく運用するために重要な働きをします。

この点検は、通常6年に1回行います。

作業は、次のように行いました。


1 KYM唱和(午前・午後の作業前に行なう)

犬山変 2010.10.12 リレー 008.jpg

 

2 絶縁抵抗測定

犬山変 2010.10.12 リレー 005.jpgのサムネール画像

 

3  内外部目視点検

犬山変 2010.10.12 リレー 006.jpg

 

4 エラー情報流出 

犬山変 2010.10.12 リレー 004.jpgのサムネール画像

 

5 電源電圧測定

犬山変 2010.10.12 リレー 007.jpg

 

6 シーケンス試験

犬山変 2010.10.12 リレー 010.jpg            犬山変 2010.10.12 リレー 011.jpg

この作業で気をつけたことは、次の3点です。

・初回点検のため、全端チェックを行なうときに充電部があり、
 短絡、地絡を発生しないように注意をする。

・光ケーブルを多用しているので、最小"R"に留意して点検する。

・275kV~77kV(全系統)直接運転のため、
 作業時間の短縮に協力する。

 

時間はおよそ6時間ほどかかりました。

現在ITCを運用している変電所は少ないのですが、
将来は、全変電所で運用となる見込みです。

今回は、初回点検のため作業の進め方等打合せの重要さを感じました。

旧来のTCと全く異なるため、基本システムの装置全体を
理解することが必要です。

 

進化する装置の点検で、技術も向上します。