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高圧電気設備機器点検・メンテナンスを行っている、東春電気工業の活動内容をお知ら...

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【3-1_保護継電器アーカイブ】

33Kv トヨタ紡織 リレー点検 

送電線の保護装置点検作業を行いました。

今回は、新入社員の教育研修もかねて行いましたので

通常の点検以上に、慎重に行いました。

 

この点検は3年に1回行われます。

この作業は、次の手順で行いました。

1 試験器材類の搬入をします。

羽黒変電所 001.jpg

 

2 試験器(簡易模擬故障試験器)を組み立てます。

羽黒変電所 002.jpg

 

3 電源(AC200v、AC100v、DC100v)の接続を行います。

羽黒変電所 004.jpg

 

4 カバー点検・清掃を行います。

羽黒変電所 003.jpg

 

5 各点検を行いました。

SANY0027.JPG

 

今回の作業で、新入生に注意したことは次の4点です。

1 準備作業   

     周辺装置は全て運転中なので、振動を与えないこと。

     重量物試験器は腰を痛めないよう、二人で運搬をすること。

2 試験器の組み立て (不明な点は上司に聞くこと)

     誤配線しないよう確認をすること。

     締付けを確実に行うこと。

3 電源の接続

     低圧感電に注意をすること。

     極性をチェックすること。

     フレーカーの動作確認をすること。

4 カバー点検・清掃

     ガラス製であるため、破損させて怪我をしないこと。

     スプリング等の細い部品にも留意すること。

 

研修期間は見学が中心であるが、監視があれば上記①~④程度の作業は

可能である。

基本を忠実に守り、不明な点は先輩に聞いて指示通り行ってください。


 

ZCT・DG 組合せ試験 十三塚変電所

ZCT(零相変流器)と、DG(地絡方向継電器)の
組合せ試験をしました。

ZCTとは、地絡電流を検出し、リレーに取り組むものです。
DGとは、地絡事故を検出し、遮断器に"切"指令を出すものです。

この作業はZCTや、DGを取替えた時に行います。 

ZCTとDGは相互関係が良い状態で効果を発揮します。
そのために、この組合せ試験が必要になります。

作業は、次の手順で行います。

1 ZCTにリード線を通す。

十三塚変 2010.10.25 005.jpg     

十三塚変 2010.10.25 007.jpg

 

2 リレー盤を確認します。

十三塚変 2010.10.25 002.jpg

3 試験器を組み立てます。

十三塚変 2010.10.25 004.jpg     

十三塚変 2010.10.25 008.jpg

4 試験をします。

十三塚変 2010.10.25 003.jpg

5 片づけをします。

この作業で、特に気をつけることは次の2点です。
・ 隣接が6.6kVの充電部のため感電しないように気をつける。
・ 試験回路を間違えてリレーを壊さないようにする。

作業時間はおよそ2時間ほどかかりました。

今回は、工事作業者の進捗状況に合わせて行いますので、
自分たちの都合で、作業を進めることができませんでした。

常に、周りに気を使いながら作業を進めます!!

模擬故障試験(東芝S2方式 77kV メカニカル型)

この試験は、通常2年に1回行います。

変電所間の送電線は、線路保護(LP=ラインプロテクト)
というリレーで保護されています。

このリレーは、線路事故(短絡・地絡)が発生すると、
瞬時に異常を検出して、
遮断器(CB)に"切"の指令を出します(100ms程度)。

故障点を切り離し、停電範囲を最小限にするためです。

作業は、次のように行いました。

1 メガー測定
2 模擬故障試験


玉の井 RY点検 006.jpg     玉の井 RY点検 009 -1.jpg

3 外部、一般点検


玉の井 RY点検 001.jpg     玉の井 RY点検 008.jpg

4 シーケンス試験(実CB結合)

 

玉の井 RY点検 010.jpg

この作業で特に気をつけることは、次の2つです。

・試験器と,被測定盤の入出力の正しい接続ができているか。
・過大入力に弱いリレーであるため、測定器のレンジおよび故障相、
 位相切替スイッチ等の操作が正しいか。

 

作業時間はおよそ6時間ほどかかりました。

この試験は、線路保護(LP方式)の代表のひとつです。

そのため、当社の新人および中部電力からの研修者にも、
試験器操作を経験してもらいました。

このことで"さわって覚える"の基本が少しでも身についたと思います。

 

また、襲雷被害への多い回線であるため、
仕上がり時間や正常な接点などに、特に力を入れ点検を実施しました。


リレーの種類はたくさんありますが、メカ型リレー点検は少なくなっています。

今回のような模擬故障試験は大切にしたいです。

少ないチャンスを大いに生かそう!!

保護継電器の点検  パイロット試験

保護継電器(リレー)とは、発生した障害を波及させない
ため電気を遮断する装置です。


パイロットとは保護継電器(リレー)の中にある1つの種類です。
模擬故障試験とは、事故が起きたことを想定してする試験です。


この作業は、年間10回ほど点検をします。
作業手順は、次のように行います。
1 保護継電器盤の絶縁抵抗を測定します。


2 補助リレー等の内外部点検をして、変形・損傷・ネジのゆるみが
  ないか確認します。


 SANY0029.JPG

3 パイロット継電器が、時間管理値で正常に動作するのを確認します。


 SANY0026.JPG     SANY0027.JPG

4 表示警報確認試験(シーケンス試験)を実施して、パイロットが
  正常に動作するのか確認をします。


この作業は、およそ5時間くらいかかりました。
作業場所が狭く、試験器を設置するのに苦労しました。


電圧、電流のリード線の接続ミス、触れてはいけないものには
間違えないよう防護します。


作業場は狭いが、試験内容は大きいです!!