電気設備機器 点検現場ブログ

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高圧電気設備機器点検・メンテナンスを行っている、東春電気工業の活動内容をお知ら...

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【3_制御点検アーカイブ】

77Kv 同型対策 UTT清掃  大和変電所

今回の作業は、同型対策のために行われたものです。
通常の点検時とは違う手入れや清掃を行います。


そのため、1回のみで完了する作業です。

大和変電所 003.jpg

 

作業は次の手順で行われました。

1 装置を停止します。

2 電圧・抵抗の測定をします。

 

大和変電所 002.jpg

3 手入れと清掃を行います。

 

大和変電所 004.jpg     大和変電所 001.jpg

4 全端子の抵抗を測定します。

 

UTTは10本で1組になっています。
今回は、3組の手入れを行いました。

この作業で注意する点は、次の2点です。

1 電圧・抵抗を測定するとき。計測器のレンジを誤認すると
  DC地絡させる可能性があるので、慎重に測定することです。

2 手入れ時、グリスを完全に除去することが少々困難なため、
  ていねいにふき取ることです。
 

障害発生に伴う同型対策のため、清掃不良による障害発生を防ぐ
必要があります。
そのため、抵抗値が極限(0.00Ω)になるよう細心の注意を要する
作業でした。

 

33Kv トヨタ紡織 リレー点検 

送電線の保護装置点検作業を行いました。

今回は、新入社員の教育研修もかねて行いましたので

通常の点検以上に、慎重に行いました。

 

この点検は3年に1回行われます。

この作業は、次の手順で行いました。

1 試験器材類の搬入をします。

羽黒変電所 001.jpg

 

2 試験器(簡易模擬故障試験器)を組み立てます。

羽黒変電所 002.jpg

 

3 電源(AC200v、AC100v、DC100v)の接続を行います。

羽黒変電所 004.jpg

 

4 カバー点検・清掃を行います。

羽黒変電所 003.jpg

 

5 各点検を行いました。

SANY0027.JPG

 

今回の作業で、新入生に注意したことは次の4点です。

1 準備作業   

     周辺装置は全て運転中なので、振動を与えないこと。

     重量物試験器は腰を痛めないよう、二人で運搬をすること。

2 試験器の組み立て (不明な点は上司に聞くこと)

     誤配線しないよう確認をすること。

     締付けを確実に行うこと。

3 電源の接続

     低圧感電に注意をすること。

     極性をチェックすること。

     フレーカーの動作確認をすること。

4 カバー点検・清掃

     ガラス製であるため、破損させて怪我をしないこと。

     スプリング等の細い部品にも留意すること。

 

研修期間は見学が中心であるが、監視があれば上記①~④程度の作業は

可能である。

基本を忠実に守り、不明な点は先輩に聞いて指示通り行ってください。


 

配電盤の清掃   枇杷島変電所

岩倉管内にある、変電所の制御盤清掃をしました。

 

岩倉 接点増幅盤 ウイスカ清掃 002.jpg

 

ゴミやほこりを介して、絶縁が悪くなることを防ぐ
ために、配電盤類の清掃をする作業です。

作業手順は次のように行いました。

 

1 汚れた配電盤の確認をします。

 

制御盤 清掃 003.jpg

2 制御盤の前面を清掃します。

制御盤 清掃 002.jpg

 

3 LR盤裏面を清掃します。
  (今回、クイックルワイパーを使用)

 

制御盤 清掃 005.jpg

4 目視点検と締め付けチェックをします。

 

制御盤 清掃 001.jpg

3 端子締め付け等不具合の修理をします。

 

制御盤 清掃 006.jpg

4 現責による最終確認をします。

 

制御盤 清掃 004.jpg

この作業で一番気をつけることは次の3点です。

・ 運転中のため、スイッチ類に触れないようにする。
・ 活線作業のため感電をしないようにする。
・ 日頃点検しない盤のため、目視点検等作業員の
  技量が試される。より注意部深く確認する。

 

この作業は、1面およそ1時間くらいかかりました。

 

今回初めて使用したクイックルワイパーは効果が大きく
日頃のリレー点検でも活用可能です。

 

汚損の程度が大きいため、終了時には達成感がありました。

他の変電所の配電盤類も汚損していることが予想されます。
他の電力センターへも働きかけ実施する方向が望ましいと思います。
清掃作業で小さな不具合を発見する場合もあります。

 

試験をすることも大切ですが、見えないところのチェックも
怠ることはできません。

ZCT・DG 組合せ試験 十三塚変電所

ZCT(零相変流器)と、DG(地絡方向継電器)の
組合せ試験をしました。

ZCTとは、地絡電流を検出し、リレーに取り組むものです。
DGとは、地絡事故を検出し、遮断器に"切"指令を出すものです。

この作業はZCTや、DGを取替えた時に行います。 

ZCTとDGは相互関係が良い状態で効果を発揮します。
そのために、この組合せ試験が必要になります。

作業は、次の手順で行います。

1 ZCTにリード線を通す。

十三塚変 2010.10.25 005.jpg     

十三塚変 2010.10.25 007.jpg

 

2 リレー盤を確認します。

十三塚変 2010.10.25 002.jpg

3 試験器を組み立てます。

十三塚変 2010.10.25 004.jpg     

十三塚変 2010.10.25 008.jpg

4 試験をします。

十三塚変 2010.10.25 003.jpg

5 片づけをします。

この作業で、特に気をつけることは次の2点です。
・ 隣接が6.6kVの充電部のため感電しないように気をつける。
・ 試験回路を間違えてリレーを壊さないようにする。

作業時間はおよそ2時間ほどかかりました。

今回は、工事作業者の進捗状況に合わせて行いますので、
自分たちの都合で、作業を進めることができませんでした。

常に、周りに気を使いながら作業を進めます!!

43P装置試験   小牧変電所

43P装置試験を行いました。

43P装置試験とは、電圧要素を母線電圧により甲または、乙電圧を
各リレー盤へ供給する装置です。
(今後、DAC盤に移行されれば不要となる装置で、近い将来
 全廃となりうる)

この作業は、3年に1回行います。

作業は次の手順で行いました。

1 内外部の目視点検をして、接点のゆがみや荒れ、
  また異物の混入がないかを確認します。

小牧変  2010.10.18 001.jpg   
小牧変  2010.10.18 003.jpg

2 点検用43Pを点検します。

小牧変  2010.10.18 002.jpg   羽黒 43P試験 001.jpg

3 不良検出タイマー試験をします。

小牧変  2010.10.18 004.jpg

4 シーケンステストをします。

作業時間は、1セット3時間ほどかかりました。
今回は、2セット試験しました。

この作業で、特に気をつけることは、次の2点です。
・内外部点検時は、装置全体運転中のため低圧感電(AC100V
 DC110V)の可能性が"大"であるため細心の注意力が
 必要です。
・電圧抑制リレーへ供給されるケースが多いので、接触不良等による
 不具合は避ける必要があり、目視点検の重要さを要求される
 装置であります。

 

目視点検とは単純に見えるが、リレー点検の基本です!!

 

43P


一般企業の点検をしました(リレー点検) 中部電力(株)春日井営業所

中部電力(株)春日井営業所で、過電流継電器(OC)不足電圧継電器(UV)、
地絡方向継電器(DG)の点検を行いました。

P1030587.JPG     

P1030607.JPG

 過電流継電器(OC)とは、
電線や電気機器への過負荷や短絡を検出し故障を切離す継電器です。

不足電圧継電器(UV)とは、
受電設備の常用と、予備の電源を自動で切り替える継電器です。

地絡方向継電器(DG)とは、
地絡の事故があった場合、電流の向きによって回線を特定し
その回線を遮断する継電器です。

この作業は、通常1年に1回行います。

P1030589.JPG

この作業で特に気をつけることは、次の3点です。

1 過電流継電器(OC)の試験時、リレー端子(C1、C2)に電圧をかけるが、
  間違えるとリレーが壊れるので、慎重に行なう。

2 CB結合時は他作業員が手を挟まれてケガをするおそれがあるので
  相互連絡が必要である。

3 1次側(ZPD)には、AC400ⅴ位電圧をかけるので、
  感電はもちろんステップアップ災害に留意を要す。

作業時間は約4時間ほどかかりました。

 ・継電器と機器が扉を隔てた場所に設置してあるためリード線を接続する
  必要があった。
 ・継電器の端子を外す必要があった。

この2つの理由で、今回の点検は時間がかかりました。

また、変電所の設備と異なり図面等が整っていないため、
試験後の接続部分チェックには、より注意が必要でした。


変電所用試験方法と、一般企業試験方法は違う!!

リレーカバーのパッキン取替え 小牧変電所

リレーカバーのパッキンを取替えました。

この作業は、パッキンが劣化すると行います。
リレー点検時に見つけることも、あります。

作業は、次ように行いました。

1 リレーカバーを外します。
2 取替えるパッキンのサイズがカバーと一致しているか
  確認をします。
3 パッキンを取替えます。
4 最終チェックをします。

この作業で、気をつけることは次の2点です。

・パッキンのサイズを確認してから作業に取り掛かること。
・取替え後の出来具合や、小さなゴミが付着していないか
 確認をすること。

 

小牧変  2010.10.18 001.jpg

時間は、大きなカバーで30分ほどです。

一般的な点検と違い簡単な作業ですが、
劣化によるゴミが補助リレーを含む接点に挟まると、
思わぬ障害が発生します。

こうしたことから、品質向上の意味で大変重要な作業です。

どんな作業も、手を抜かず品質向上を心掛ける!!

遠隔監視制御装置(ITC)の点検 犬山変電所

遠隔監視制御装置(ITC)とは、
DAC盤(回線単位制御盤)に付随する制御総合装置です。

制御所~IMCS(集中監視制御装置)~現地の制御権を
渋滞することなく運用するために重要な働きをします。

この点検は、通常6年に1回行います。

作業は、次のように行いました。


1 KYM唱和(午前・午後の作業前に行なう)

犬山変 2010.10.12 リレー 008.jpg

 

2 絶縁抵抗測定

犬山変 2010.10.12 リレー 005.jpgのサムネール画像

 

3  内外部目視点検

犬山変 2010.10.12 リレー 006.jpg

 

4 エラー情報流出 

犬山変 2010.10.12 リレー 004.jpgのサムネール画像

 

5 電源電圧測定

犬山変 2010.10.12 リレー 007.jpg

 

6 シーケンス試験

犬山変 2010.10.12 リレー 010.jpg            犬山変 2010.10.12 リレー 011.jpg

この作業で気をつけたことは、次の3点です。

・初回点検のため、全端チェックを行なうときに充電部があり、
 短絡、地絡を発生しないように注意をする。

・光ケーブルを多用しているので、最小"R"に留意して点検する。

・275kV~77kV(全系統)直接運転のため、
 作業時間の短縮に協力する。

 

時間はおよそ6時間ほどかかりました。

現在ITCを運用している変電所は少ないのですが、
将来は、全変電所で運用となる見込みです。

今回は、初回点検のため作業の進め方等打合せの重要さを感じました。

旧来のTCと全く異なるため、基本システムの装置全体を
理解することが必要です。

 

進化する装置の点検で、技術も向上します。

U-PAC  CCS  77kV 単体・模擬故障試験

U-PAC・CCS 77kV単体・模擬故障試験をしました。

この試験は、通常3年に1回行います。

U-PACとは、簡易自動復旧装置ともいいます。

送電電線事故でLP(ラインプロテクト)リレーが動作して
遮断器が切れ停電します。

事故継続無し、電圧健全条件等で一定時間(60s)後CB"入"として複電し
正常運転に自動で戻す装置です。

CCSとは、遮断器投入装置ともいいます。

遠方運転時、遮断器"入"操作時に条件を確認する装置です。

条件とは、VB(母線電圧)・VL(線路側電圧)・SY等(同期)のことです。
U-PAC,CCSは、運転操作をアシストするリレーで本来の保護リレーとは
大きくちがいます。

作業は、次のように行いました。
1 メガー測定
2 単体試験(VB,VL,SYタイマー)


玉の井 RY点検 002.jpg

3 シュミレーション試験


名称未設定 3.jpg        名称未設定 2.jpg

4 内外部一般点検
5 シーケンス試験(TCB)

玉の井 RY点検 010.jpg

この作業で気をつけることは、次の3つです。

・過大入力に弱いリレーであり、各回線で使用電圧が異なるため、
 試験電圧に注意を要します。
・盤裏面作業で、TB接続端子を誤認すると、実CBミストリップ
 に至るので、細心の注意を要します。
・経年劣化による特性試験が予想されるので、トレンド意識を持って
 試験を行なうこと。

作業時間は、U-PAC、CCSそれぞれ3時間ほどかかりました。

今回も、裏面端子作業が発生したが監督および中部電力担当者の立会いのもと
また、作業者も危機意識をもって正確・確実に作業ができました。

77kV直接運転が長時間(6H)になり、運転員の方の負担が大きいため
U-PAC,CCS別々の監督使用が望ましいと思いました。

試験条件にあった作業を徹底します!

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