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高圧電気設備機器点検・メンテナンスを行っている、東春電気工業の活動内容をお知ら...

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【1_工事アーカイブ】

33kV LS取替工事  大和変電所

今、大和変電所にて、LSの取替え工事をしています。

 

馬型脚立設置用足場板 010.jpg

途中経過ですが、古い操作BOXを撤去し、新しい操作BOXの
取付けと調整の様子を紹介します。

 

この作業は、古くなったLSを更新するために行ないます。
特に、接触部を高信頼度のものにします。
また、エアー操作で行なうものを、電動操作に変えます。

 

作業は次の手順で行ないました。

1 旧LS操作BOXを撤去します。

 

IMG_2027.JPG        IMG_2065.JPG

2 新LS操作BOXを取り付け、調整をします。

 

IMG_2066.JPG

3 高圧側端子を圧縮加工後取付けをします。
  (LSの長さが変わるためです)

 

IMG_2072.JPG

4 制御ケーブルを取替えをします。
  (新しいケーブルは、事前に布設しておきます)

IMG_2067.JPG

 
この作業で一番気をつけることは、次の2点です。

1 他回線の充電部に対し、防護バリアを入れます。

2 取付けの際、危険のないようにFRPのパイプなどを使用します。

 

作業は二日間かけて行ないました。
一日目は、LS操作BOX取替え・高圧端子取付け・制御ケーブル取替え
をしました。
二日目は、各試験をしました。

 

今回の作業は、新しい改善を取り入れながら行ないました。
保護バリアーの取付け方法や、馬形脚立設置用足場板作成など
常に改善を考えての作業でした。

馬型脚立設置用足場板 001.jpg       

馬型脚立設置用足場板 002.jpg

馬型脚立設置用足場板 005.jpg    

馬型脚立設置用足場板 009.jpg 


改善を考えて取り組む作業で新しい発見ができます。

LS据付調整  名南変電所

今回は、古くなった機器設備を新しく更新する工事
にともなうLS(断路器)とES(接地用開閉器)
の調整と据付点検をしました。

 

名南変電所 014.jpg

工事業者が、架台の上にLSを設置します。
設置された機器も、正常に動かすためには調整が必要です。
この調整をすることが今回の仕事です。

この作業は、次の手順で行われました。

1 LSを手動で動かし、第1相「入」調整ロッドを接続し
  第2相,第3相を調整します。

名南変電所 008.jpg            名南変電所 016.jpg

      

2 LSを「入」「切」し、それぞれの調整結果を動作確認します。    

名南変電所 006.jpg           名南変電所 023.jpg

 

3 ESも同様に調整します。

名南変電所 017.jpg          名南変電所 025.jpg

 

4 各部の締め付け確認をします。 

     

  名南変電所 026.jpg          名南変電所 028.jpg

 

5 仮設電源を接続して、取替後の試験を行います。
   ・制御回路メガー
   ・補助開閉器接触抵抗
   ・本体接触抵抗
   ・モーター電流波形

名南変電所 009.jpg         名南変電所 002.jpg

   

この作業で難しかったことは、3相の接触部が全て同じ条件
で正しい位置に投入出来るように調整をすることです。
(ES接触部のセンター出し)

名南変電所 021.jpg   

名南変電所 027.jpg

作業時間は、およそ5時間ほどかかりました。

今回の調整は、若い人に任せ現場責任者の田代は下から指示を
出しました。


名南変電所 012.jpg

しかし、最後の確認は、田代がしっかり行いました。

この作業は、微調整を短時間で行うことが要求されます。
また、調整の指示を出す人と実作業をする人との感も大切です。
全てが人の「手」でおこなう事だからです。
日頃のコミュニケーションが活かされる作業です。

ハイレベルな調整にも挑戦します!!

ES(アーススイッチ)操作部 転換器修理  大口町変電所

転換器は、装置に不具合が生じたとき、必要に応じて修理、
取り替えをします。

この装置は、操作機構の回転運動をES(アーススイッチ)
の往復運動に変換する役目です。

今回、活線端子の修理と同じ停電範囲だったため
同調で行われた作業です。

作業は次のように行われました。

1 旧転換器を取り外します。

大口町変電所 014.jpg

 

2 新転換器を取りつけます。

大口町変電所 013.jpg

 

3 転換器取り替え後に、動作試験をして、
  正常に動く確認をします。

 大口町変電所 012.jpg

 

この作業で、気をつけることは次の2点です。

1 取付位置と方向を間違えないこと。
2 脚立を使用しての作業ですので、転倒防止を徹底して
  安定した体制で作業すること。

 

同じ変電所ないで行う同調作業ですが、それぞれの
作業場を責任持って行いました!!

 

安全終了は、常に目標です!!

 

 


 

活線端子の修理   大口町変電所

この作業は、活線端子の老朽化による修理です。
20年に1回、あるかないかくらいの作業です。

活線端子の役割は、次の通りです。

通常の回路開閉は、遮断器や断路器などの機器を使用します。
機器点検では、停電範囲を細分化することで作業をしやすく
しています。
活栓工具を使って、端子の着脱をしやすい特別な設備で
回路を開閉します。

作業は、次のように行いました。

1 作業足場を作る。
2 作業部分の碍子養生をする。

大口町変電所 003.jpg   

  

3 旧活線端子とリード線および活栓端子台の撤去をする。
  (撤去前に各接続の接触抵抗測定)

大口町変電所 005.jpg      大口町変電所 004.jpg

 

4 新活線端子とリード線の圧縮接続をする。

大口町変電所 002.jpg       大口町変電所 006.jpg

 

5 活線端子台取付および活線端子付きリード線の取付をする。

大口町変電所 001.jpg      大口町変電所 008.jpg

 

6 各接続部分の接触抵抗測定を行い、接続部分の改善を
  確認する。

この作業で、気をつけることは次の3点です。

1 電線には、曲くせがあり接続端子の面とリード線の方向を
  曲くせに合わせた圧縮が必要です。

2 リード線の寸法は、端子圧着時に延びる分を考慮して
  切断します。

3 碍子は、傷つけないようしっかりと養生をします。

 

作業時間は、およそ3時間ほどかかりました。

足場を組み立てての作業です。

安全帯を過信することなく、丁寧に仕事を進めました。

 

安全帯や足場は基本を守ってこそ活かされます!!

地下ピット内 アース線修理  明地変電所

変電所では、ケーブルが地下を通るため、地下ピットが
必要です。
地下ピットには、水がたまり易いので、
ケーブルを支える架台が腐食してしまいます。

腐蝕工事を施す前に、架台についているアース線を高い
位置に移動する作業を行いました。

時間はおよそ6時間ほどかかりました。

作業は次の手順で行いました。


1 77kV 母線ケーブル2B側シールドアース線撤去。

P1030813.JPG

 

 

2 77kV 母線ケーブル1B側シールドアース線移動。
  (架台床面より銅バーへ)

   ① 取り外し時1点アース確認のためメガー測定実施
    100MΩ以上

P1030818.JPG       P1030824.JPG

 

 
3 77kV 母線ケーブル1B側旧給電アース線撤去。

P1030827.JPG

 

4 77kV 母線ケーブル1B側架台アース線移動。
  (床面→50cm上部へ)
  ① 架台アース撤去

P2020288.JPG        

 ② 架台穴開後、新アース取付
    (メッシュからの延長、格相渡り線)

③ アース線サドル取付

P1030833.JPG

 

 ④ 架台腐蝕箇所手入後補修塗装実施

P1030834.JPG

5 77kV 分岐1L架台アース線移動
  (床面→50cm上部へ)
  ① 架台アース撤去
  ② 架台穴開後、新アース取付
    (メッシュからの延長、格相渡り線)


P1030830.JPG

 

   ③ アース線サドル取付
  ④ 架台腐蝕箇所手入後補修塗装実施

この作業で、注意することはつぎの2点です。

1 地下ピット内に入るため、事前に酸素濃度を測定します。
2 暗くて狭いため、照明を使い工具の整理整頓に努めました。

アース線を立ち上げるところや、渡り線は目に付くところなので
架台に沿わせるようきれいに仕上げました。

たとえ地下でも、見えるところの仕上げにはこだわります!!

工事終了の反省会と懇談会(その2) 味岡変電所

反省会の後は、懇親会です。

参加者は反省会と同じですが「焼きそば」を食べながら、
仮設事務所の中で、楽しく話しました。

 

味岡変 反省会 2010.11.08 切り抜き2.jpg   

味岡変 反省会 2010.11.08 切り抜き1.jpg

現場責任者のTさんと東春電気の社員で準備。
起作業の時は「焼き肉」でしたが、今回は「焼きそば」です。

懇親会の時に、東春電気の社員について聞いてみました。

味岡変 反省会 2010.11.08 029.jpg

 

中部電力(株) O課長     
点検を経験しているので、工事の人とは
違った目で見ることができるところが良い。

中部電力(株) A副長
鳥居松での復旧作業を見ていたが、
装置をよく知っていて問題があっても対応してくれる。

(株)シーテック Aグループ長
東春さんは、機器点検、リレー点検、工事の3本柱の対応
ができる強みがあります。それを工事に活かして欲しい。

などと、嬉しい言葉を頂きました。
ありがとうございます。

東春電気の若い社員も、
自分の技術や作業の様子などを聞いていました。


厳しい作業も、反省会や懇親会が、次の仕事へのパワー
を与えてくれます。

 

まだ、作業は続きます。
次の作業も無事に終わらせることが大切です!!

図3.png    図6.png

反省会を設けてくれたTさん、ありがとうございました。

工事終了の反省会と懇談会(その1) 味岡変電所

味岡変電所では

①移動用変電設備の設置
②GISユニットの解体と組立
③PT・CT試験

などの工事を行いました。
その工事が一旦終了したので、今回は反省会を行いました。

図1.jpg   

 

反省会の参加者は、中部電力(株)から5名、
(株)シーテックから2名、東春電気の社員3名です。

まず、(株)シーテックのAグループ長の挨拶、
次に中部電力(株)のT変電技術課長の挨拶がありました。

味岡変 反省会 2010.11.08 004.jpg  

  

工事のお礼と、安全面・品質面のお話でした。
その中でも、事前準備に関して高い評価をいただきました。

味岡変 反省会 2010.11.08 009.jpg       

味岡変 反省会 2010.11.08 002.jpg 

  

次に、今回の工事の現場責任者である、
(株)シーテックのTさんより、
パワーポイントを使った作業工程の説明がありました。

味岡変 反省会 2010.11.08 026.jpg   

  

・移動用LA架台を土留め支保工用の鋼材(リース品)を活用し、
 作業がしやすかった。
・移動用LA架台がないので、付属品としてあるほうが良いのではないか。

など具体的で分かりやすい内容でした。

P1030627.JPG

現場の取組みとして、東春電気の工事施工技術育成が掲げられてました。
Tさんの東春への期待を感じたのは、私だけでしょうか?

味岡変 反省会 2010.11.08 006.jpg 

 

その後、出席者が感想を話しました。
これまでの作業は、順調に進められ大きな問題は
なかったということでした。

東春電気の社員の杉浦君は、

疑問点や不明な点は、
メーカ指導員・現責に一つ一つ確認をして、作業することが出来た。
話していました。

杉浦君の成長は素晴らしいです。

最後に、現場責任者のTさんより、
「事故災害の再発防止について」説明がありました。

 

災害発生再発防止宣言


  「停止範囲を再確認して作業しよう」

味岡変 反省会 2010.11.08 028.jpg

全員で唱和しました。

移動変設備の設置(その2)  味岡変電所

移動変電設備の設置(その2)です。

(その1)では、鉄板を敷き詰めたり、 
移動用OCB(油遮断器)を設置するなど、
ダイナミックな作業でした。

今回は、細かな作業が中心です。

作業は次の手順で行います。


1 建設用仮部材にて、LA架台を作ります。
  LA設置部分はC型チャンネルを加工し作成します。

P1030627.JPG

 

2 ケーブルヘッド支持架台を組み立てます。(組立て式)

P1030632.JPG

 

3 OCB~LA~ケーブルヘッド それぞれの架台を単管パイプ
  にて繋げ転倒防止をします。

P1030759.JPG     

P1030761.JPG

 

4 OCB~LA~ケーブルヘッド アース線を接続します。

5 LA、LA動作用カウンターを取付けます。

P1030654.JPG 

 

 6 移動用ケーブル(OCB~Tr)を布設します。
  Tr側ケーブルヘッドは横に寝かせておきます。

P1030645.JPG   

P1030655.JPG

7 空気配管・制御ケーブルを接続しOCB・Ty・CTの
  試験を行います。

P1030648.JPG   

P1030652.JPG

8 CT試験用のリード線は、400A程の電流を流すため
    太い線を使います。

P1030646.JPG

 

9 移動用設備周辺の制御ケーブル・空気配管もエフレックス管等
  で防護します。

P1030647.JPG   

P1030651.JPG

10 送電鉄塔上部より移動用OCBまでのケーブルを布設します。
   (送電部門の作業)

P1030758.JPG

 

11 LA~送電ケーブル~OCB~Tr側ケーブルまでの架線の
   接続をします。

P1030757.JPG

 

12 LA・ケーブル・OCBに線名札をつけます。

P1030760.JPG  

P1030763.JPG

 今回の作業で、特に気をつけることは次の2点です。

・ 移動用ケーブルを布設するときは、端子の向きを合うように
  注意します。
・ 移動用のOCB(油遮断器)は使用する変電所によって制御回路が
  変更されています。
  そのため、シーケンスの確認が大切です。

 

これで、移動変設備設置の作業は終了しました。
皆さん、お疲れ様でした。

移動変設備の設置(その1) 味岡変電所

77kV2回線受電設備において、
1回線のケーブルの取替えを行なう作業があります。

取替え中に、運転中の回線、もしくはトランスの停電事故が
発生する場合があり、その時は移動変設備にて復旧します。

その変電設備を設置するための作業です。

作業は次の手順で行います。

1 作業用の電源を取るための分電BOXを設置します。
  AC100VとAC200Vを取り出します。
  ケーブルは、エフレックス管にて防護します。
 

P1030620.JPG    

P1030618.JPG

2 OCB(油遮断器)操作用の圧縮空気を、変電所内空気管
  より取り出します。

P1030619.JPG

 

3 移動設備設置場所には、鉄板を敷き詰めます。
  (重機屋さんが設置します)

P1030625.JPG

 

4 各鉄板は、ずれ等の防護対策として溶接を行います。
  (重機屋さんがします)

P1030626.JPG

 

5 鉄板に隙間を空けてもらい、OCB(油遮断器)用制御ケーブル、
  空気配管、接地線を引き出します。

 

P1030622.JPG 

   

6 移動用OCB(油遮断器)を正規の位置に設置します。
  水平を出すために、薄い鉄板にて高さ調整を行います。
  (重機屋さんがします)

 

P1030630.JPG    

P1030634.JPG

7 移動用LA、ケーブルを仮置きします。
  (重機屋さんがします)

P1030633.JPG

 

今日は、ここまで!!

続きは、明日アップしますので見てください。

ダイアル温度計の取替え   稲葉地変電所

ダイヤル温度計の取替えをしました。

この保護装置は、トランスの温度を制御するものです。
トランス内の温度は、負荷を与えると上昇します

上昇の第一段階でポンプを回して温度を下げます。
それ以上温度が上昇した場合、警報表示を出します。

過去に取り付けたデジタル温度計に不具合が発生したため、
アナログ温度計に変える作業です。

作業は次のようにおこないました。
1 電源・警報回路を切り離します。


稲葉地変 2010.10.14 003.jpg

2 デジタル温度計を取り外します。


稲葉地変 2010.10.14 005.jpg

3 ダイヤル温度計を取り付けます。


稲葉地変 2010.10.14 008.jpg

4 警報試験・ポンプ起動確認をします。

稲葉地変 2010.10.14 013.jpg

この作業で、特に気をつけたことは次の2点です。
・デジタル温度計の電圧が低いため、電源を切り離すとき
 見逃しやすいので、慎重にチェックします。
・温度計を取り付けるときの加工に手間をとります。

時間はおよそ5時間ほどかかりました。

トランスのメーカーによって、取り付け方が変わります。
ケーブルを変えたり、配管を撤去したりするので事前の
準備が大切です。

 

良い準備が、良い仕事をさせてくれます!!

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