電気設備機器 点検現場ブログ

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高圧電気設備機器点検・メンテナンスを行っている、東春電気工業の活動内容をお知ら...

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【2-3_その他アーカイブ】

名城変電所  湧水槽の点検

湧水槽とは、雨水等を貯めるために地下に作られた
大きな水槽です。

湧水槽の役割は、連絡管から排水ポンプのある槽に送られた水を
電極センサーにより監視をします。

 

名城湧水槽 016.jpg

また、排水ポンプにある水位まで到達すると、電極センサーが働き
外に排水をします。

連絡管の流れや電極センサーが、正常に作動しているか点検をします。

作業は次の手順で行いました。

1 水槽内の喚気を確保する。

 

名城湧水槽 047.jpg

2 水槽内の酸素濃度・硫化水素の測定をする。

 

名城湧水槽 057.jpg

3 水槽内の照明の設置をする。

 

名城湧水槽 017.jpg

4 水槽内の清掃を開始する。

 

名城湧水槽 051.jpg         
 
名城湧水槽 050.jpg

 5 電極センサーの取替えをする。

 

名城湧水槽 025.jpg         名城湧水槽 026.jpg

6 土嚢の引き上げをする。

 

名城湧水槽 063.jpg

この作業で一番気をつけることは、次の2点です。

1 作業場が地下のため、酸素濃度を確認することです。

2 照明などの電源リードを確保することです。

 

この作業は、10日間ほどかかりました。

湧水槽は、4年に1度の作業ですので、悪臭も強く水も
汚れているのでどちらかと言えば嫌な仕事です。

しかし、嫌な顔をせずバリバリ仕事をしてくれますので
とてもありがたいです。

と、現場責任者の松本さんから感謝の言葉がありました。

ほんとに、ありがとうございました。

雷による障害の復旧作業  その4   春日井市にあるT変電所

復旧作業の後、中部電力(株)U副長様からこんな言葉をいただきました。


いや~、今回の雷には参りました。自然には勝てませんね~。
でも、お客様に安心していただけるように、保守に万全をつくしています。
そこに欠かせないのは『東春電気さん』を始めとする
協力業者さんの皆さま方だと思います。

 

IMG_7969.JPG           IMG_7975.JPG

 

最近は、環境変化もあり、想像できないような自然現象がありますよね。
それでも停電した時、少しでも早くお客様に電気をお届けできるよう、
これからも努力してまいります。

最近は『困った時の東春電気さん』になっていますが
f^_^;・・・頼りにしていますよ♪」


嬉しいいですね~
日頃から、任せられた仕事は完璧に仕上げる気持ちで取り組んでいます。

自分たちが、ずっとメンテナンスしている変電所に異変が起きたときは、
じっとしていられません!!

こんな気持ちが電力さんや、シーテックさんと繋がっていることで
やりがいも感じます。
これからも、よろしくおねがい致します。


皆さんの協力で無事終了し、ホッとしました。

「困ったったときこそ頼りにされる東春電気」
として、これからも期待に応えられるよう、がんばります!!

任せてください!!

雷による障害の復旧作業  その3   春日井市にあるT変電所

3名が雷で壊れた機器の取替をしている間、他の者は屋外で、
トランス(変電所のメイン変圧器)の油を採取していました。
大きな雷がトランスに侵入すると、内部にガスが発生します。
そのガスを検出するためです。

 

鳥居松変 2010.11.01 003.jpg

また、並行して社員3名は屋内設備に異常がないか確認をしました。
雷による異常がないか、中のVCB(遮断器)を引き出して内部を点検しました。

 

鳥居松変 2010.11.05 014.jpg         鳥居松変 2010.11.05 020.jpg

また、社員2名は雷が保護装置に影響していないか異常の有無を点検し、
取り替えた機器の健全性について保護措置を通じて検査しました。

 

鳥居松変 2010.11.01 008.jpg

保護装置類に関しては、雷による異常は検出されませんでした。

復旧作業は、各作業場別れて10時間ほどかかりました。

今回は、停電した範囲が広く影響も大きかったため少しでも早く
復旧しようと、中部電力(株)、(株)シーテックを始め
東春電気の社員やその他関係者の方たちが全員一丸となって
協力し合い作業を進めました。


鳥居松変 2010.11.05 007.jpg      鳥居松変 2010.11.05 015.jpg

その結果、驚異的な早さで復旧にこぎつけることができました。

雷による障害の復旧作業  その2   春日井市にあるT変電所

雷で壊れた機器の取り替えをしました

緊急対応のため、同じ機能を持つ機器をメーカー、予備品などから捜し回って運びました。
そのまま取付けられないため、加工して取り替えました。
ネジの位置が微妙に違いますので現場合わせでネジの位置を確認し、
穴を開けて取り付けました。

 

鳥居松変 2010.11.01 016.jpg     鳥居松変 2010.11.05 023.jpg

本体の取り付け後は、高圧側・低圧側の配線を加工して取り付け、
配線やアース間距離などを確認します。

鳥居松変 2010.11.01 014.jpg

 

この作業で注意したのは、

① 配線を間違えない(間違えると役割を果たさない)。

鳥居松変 2010.11.01 027.jpg


② 重量物(60㎏)であり、デリケートな物でもあるので、
  傷つけたり、落としたりしないように細心の注意をはらう。

鳥居松変 2010.11.01 022.jpg


③ 腰を痛めないようにする。

などです。

 

重量物を取り扱うため、声を掛け合いながら作業を進めました。

1台の作業時間は2~3時間ほどです。
雷で壊れた計6台の機器を、2日間かけて加工・取り付けを行いました。

雷による障害の復旧作業  その1   春日井市にあるT変電所

「この頃、停電が少なくなったな」と感じられる方も多いと思います。

最新技術を屈指して、変電所設備の信頼度も上がって来ていますが、
協力会社も、常に万全な状態になるよう努力しています。

003.JPG

 

...それでも、停電は起こります。天敵は...カラスですが、
もっと怖いのは自然現象、雷です。

雷などの原因で変電所に異常が発生しても、他の回線へ切り替えて停電を防ぎますが、
これは停電を防ぐために、変電所には2本以上の回線があるからです。

 

しかし先日、春日井市にある変電所が雷の被害を受け、
周囲約9千戸! という広範囲に亘り停電しました。
この時は、2本ある回線が同時に被害を受けたために、
一時変電所が全部停電してしまったからです。

鳥居松変 2010.11.01 028.jpg 

 

変電所が被害を受けると、できるだけ停電の時間を短くするため、
他の変電所と連系されていますので、そちらから電気が送られてきます。
この変電所でも、1時間49分で停電は復旧しました。

停電が発生したのは深夜1時過ぎ...。
東春電気に電話があったのは午前2時頃でした。
緊急対応のための人員確保の電話でした。

東春電気の社員が変電所に着いたのは午前7時20分です。
中部電力(株)の人や、(株)シーッテクの人が沢山いて、
みんな少しでも早く電気を復旧しようと一生懸命走り回っていました。

現場には緊張感が張り詰め、持ち場の作業をテキパキと行っていました。

東春電気が行う作業は

 

① 雷で壊れた機器(接地形計器用変圧器)の取り替え。

鳥居松変 2010.11.01 012.jpg

 

② 屋外でトランス(変電所メインの変圧器)の油を採取して健全性の確認。

鳥居松変 2010.11.01 004.jpg


③ VCB(遮断機)を始めとする屋内設備の点検。

鳥居松変 2010.11.05 017.jpg       鳥居松変 2010.11.05 009.jpg


④ 保護装置類の点検。 

 

鳥居松変 2010.11.01 007.jpg

などです。

活線工具耐圧試験  アース操作棒ほか検電器

活線工具耐圧試験は。法令で充電部に器具を介して触れる場合は
器具の耐圧試験をすることを年2回、義務付けられています。

耐圧試験 塗装部 003.jpg


変電所で使用する大きな電圧(何万kV)を加圧して試験することは
不可能です。
そのため、耐圧試験器を使用します。活線工具の耐圧試験をしました。
今回は、(株)シーテック 塗装部の工具点検です。

 

アース操作棒は、感電防止をするための器具です。
検電器は、活線・停電をしているかをチェックするものです。

この試験に使用する耐圧試験器は、200Vを1000kVに昇圧
する装置(トランス)です。

耐圧試験 塗装部 005.jpg

 

耐圧試験にて、対象物に電圧を印加し、漏電流測定で性能維持を
確認します。

耐圧試験 塗装部 004.jpg

 

検電器は、使用電圧の2倍の電圧の電圧を1分間印加して試験をします。
アース操作棒は、30センチ間隔で7500kVを印加して
試験をします。


この作業で気をつけることは、次の2点です。

1 印加電圧による感電を防止すること。

2 測定値が許容値内であっても、ヒビ・割れ等の外観点検も
  見逃さないこと。

耐圧試験 塗装部 002.jpg

 

二日間で、約130本の試験をしました。

通常の変電部門と違う物品があって少々手間取りました。
500kV用検電器やアース操作棒は、初めて耐圧試験を
行い貴重な体験をしました。

 

新しい事へのチャレンジは、続きます!!

日本クラウンコルク電気設備定期点検 その2 (屋内機器について)

一般企業の点検に行きました。
ここは毎年定期的に点検を行っています。

6.6kV VCBの動作機構部の細密点検を
行いました。

この作業は、設備の老朽化により発生する動作不良の
防止です。
必要な都度行われますが、およそ12年~18年に
1回程度です。

この機器の役割は、各工場等の変台へ電気を配電すること。
回路で故障が発生したら、故障の拡大を防ぐため回路を
遮断します。

 

作業は、次の通りに行いました。

1 動作機構部のカバーを外します。

クラウンコルク 2010.11.13 025.jpg   クラウンコルク 2010.11.13 027  切り抜.jpg

 

2 動作機構部を分解して、外に取り出します。
  (重いので、二人で作業します)

クラウンコルク 2010.11.13 026.jpg

 

3 動作機構部を細かく分解して手入れをするため、
  作業場所に並べます。

クラウンコルク 2010.11.13 009.jpg    クラウンコルク 2010.11.13 008.jpg

   

4 機構部に注油し、古い油かすを取り除き動作が円滑に
  なるまで、繰り返します。
  作業上が暗いので、照明を使用してチェックします。

クラウンコルク 2010.11.13 023.jpg   

クラウンコルク 2010.11.13 022.jpg

 

5 点検手入れ後、機構部を組み込みます。

クラウンコルク 2010.11.13 030.jpg

 

6 再組み立て後にVCBの動作特性試験を行います。

クラウンコルク 2010.11.13 044.jpg    クラウンコルク 2010.11.13 041.jpg


7 補助開閉器の接触抵抗も測定します 

クラウンコルク 2010.11.13 043.jpg   クラウンコルク 2010.11.13 038.jpg

   

   今回の作業で気をつけることは次の3点です。

1 動作機構部は狭いBOXの中に組み込まれており
  しかも、重量があるので取り外しや取付作業に
  体力と神経を使います。

2 細部まで手入れをしないと、動作が円滑にならないので
  照明を付けてチェックを確実に行います。

3 油かすを完全に除去するまで注油と拭き取りを繰り返し
  ます。
  停電時間を考えると、手際よく作業することも大切です。

 

作業時間はおよそ6時間ほどかかりました。

 

使用年数が古い(20年以上)VCBですから分解と組み立てに
気をつかいました。

作業対象VCBは5台でしたが、1台を参考組み立てに残して
4台を同時に点検手入れをすることで作業能率を向上させました。

屋内電気設備の年次点検は、(財)電気保安協会さんが担当されて
います。


クラウンコルク 2010.11.13 029.jpg     クラウンコルク 2010.11.13 031.jpg

大変狭い中で、お互い協調を取りながらスムーズな進行が出来ました。


限られた時間での作業でしたが、要領よく無事に終了しました!!

 


毎年、きちんと点検をされている一般企業さんです。

不具合が発生してからでは・・・・

電気主任技術者(Tさん)の設備を大切に思う気持ちが伝わります。

6.6kVケーブルの点検  岩倉変電所

ケーブルの点検をしました。
所内トランスに電気を送るケーブルです。

この作業は、6年に1回行います。

作業は次の手順で行います。

1 導体からケーブルを切り離します


岩倉変 2010.10.26 012.jpg

2 真線とシース線(ケーブルを保護するアース)
  の絶縁抵抗を測ります。
3 端子の養生後、ガード返し線の接続をします。


岩倉変 2010.10.26 003.jpg

4 ケーブルに直流10kVを3分、16kVを
  7分間印加し、漏れ電流を測定します。

岩倉変 2010.10.26 001.jpg     岩倉変 2010.10.26 002.jpg

 

開始から、終了まで時間はおよそ3時間ほどかかりました。

この作業で特に気をつけることは、次の点です。
・印加持には周囲に連絡し、印加ケーブルが導体、もしくは
 アースと距離が取れているか確認をします。

 

6年に1回の作業です。

丁寧に作業して、しっかりと覚えることが大切です!!

一般企業の点検をしました  中部電力(株)春日井営業所

この点検は、通常2年に1回行います。

営業所は、全機器(遮断器・断路器・トランス・ケーブル等)
を一括停電して点検を行います。

限られた時間内に作業を終わらせなくてはいけません。
それぞれの場所に分かれて、行います。

作業は次のように行いました。

1 ウエスで機器をきれいに拭きます。

P1030570.JPG    P1030566.JPG

2 測定部にリード線を取り付けて、絶縁抵抗測定をします。

P1030612.JPG    P1030615.JPG

3 断路器の点検を行い、開閉動作の確認をします。

P1030617.JPG    

4 断路器ケーブル耐圧漏れ電流測定を行います。

P1030583.JPG    P1030606.JPG

5 トランスの絶縁油耐圧試験を行います。

P1030609.JPG

この作業で、気をつけることは次の4点です。

・ 締付部が弛んでいるとヒートするため確認をします。
・ DCを印加する時、人が近くにいないか確認をします。
・ 変電所の設備とは様子が違うので、慎重に作業を進めます。
・ リレー点検と同調のため、作業の進捗状況を確認しながら
  進めていきます。

たくさんの作業を同時に行なうため、お互いの作業を気にしながら
進めました。


作業場所が違っても、時間内に無事終わることができ
チームワークのよさを感じることができました。

 

チームワークは、離れてた作業上でこそ発揮する!!

コンプレッサーの保護装置試験

コンプレッサーを守る付属機器にはいろいろありますが、今回は安全弁と
圧力計の校正試験について説明します。


安全弁とは、コンプレッサー内の圧力が異常に高くなったとき
外部へ圧力を逃がす役目をしています。


安全弁の圧力試験とは、コンプレッサーから取り外した安全弁を
タンクに取り付けます。

窒素ボンベ圧力を試験タンク内に入れ、安全弁の動作圧力を確認します。


PC030228.JPGのサムネール画像        PC030223.JPGのサムネール画像

圧力計とは、タンク内の圧力をメーターにて表したものです。
圧力計の校正試験とは、コンプレッサーから取り外した圧力計を
圧力校正器に取り付け校正をします。


PC030235.JPG      PC030240.JPG

この圧力計は、圧力リレー動作点の基本となるものですから
非常に重要な作業です。


安全弁の試験では、高い圧力をかけるので各ホースの接続やバルブの
開閉は慎重に行いました。

 

コンプレッサーの点検ができるようになるには
5年以上の経験を要します。


この点検は、作業内容が多いので簡単には
習得できません。

 

作業チャンスが少ないので、積極的に取り組もう!!

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