電気設備機器 点検現場ブログ

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高圧電気設備機器点検・メンテナンスを行っている、東春電気工業の活動内容をお知ら...

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【2-2_開閉装置アーカイブ】

断路器操作BOXの電装品取替  起変電所

電装品の取替を行いました。

起変電所 010.jpg

 

断路器は、モーター駆動にて動作します。
モーターを駆動させるためにいろいろなRY(リレー)が
ついています。
その中の一つが電装品です。

 

この作業は12年に1回行います。

作業手順は次のように行いました。

1 各電装品の回路を切り離します。

 

2 電装品を取り替えます。

 

起変電所 006.jpg

3 回路を接続します。

  起変電所 003.jpg

 

4 図面にて配線をチェックします。

 

起変電所 009.jpg

5 取替後の動作試験を行います。

 

この作業で気をつけることは、次の2点です。

・ 活線での回路切り離す時は、感電や他の電線に触れないよう
  テープにて防護する。
・ 取替後の配線チェックはメーカー形式によって様々なので
  とくに注意を要します。

 

電装品の取替は制御回路の配線接続が正確でないと
大変なことになります。
シーケンス(配線図)を読み切ることが重要です。

 

この作業は、およそ5時間ほどかかりました。

 

電装品取替は、停電時間が短い条件で行います。
組み立て完了後の動作試験では、すこしドキドキしました。
また、33kV設備は、充電部が近く常に注意が必要です。

 

 

起変電所 001.jpg

どんな作業も、常に緊張感をともないます。
そんな緊張感が、ミスをしない仕事に繋がるのです!!

LS(線路開閉器)の点検  寛政変電所

LSとは、ラインスイッチとも言います。
回路を開閉する装置です。

寛政変電所 012.jpg

この点検は3年に1回に行われます。

寛政変電所 001.jpg

 

作業は、次のように行いました。

1 主回路の導電部を点検します。

2 支持碍子を清掃します。

 

寛政変電所 003.jpg       寛政変電所 002.jpg

3 操作BOXを点検します。

  寛政変電所 018.jpg

 

4 動作特性試験をします。

 

寛政変電所 017.jpg

5 回路チェックをします。

 

寛政変電所 016.jpg

6 注油をします。

 

寛政変電所 014.jpg

この作業で、難しいことは次の2点です。

① 碍子の清掃は単純ですが、この変電所は海風を受け
  塩害に強い形をしています。
  ヒダのの形が下を向いているため、拭き取りがしにくい
  点です。

 

寛政変電所 004.jpg

② 154Kvは絶縁碍子が長いため、安全帯を使って作業を
  します。
  安定した作業の姿勢が取りにくいので、より安全には
  気を使って行います。

 

寛政変電所 024.jpg

作業時間は、3時間ほど掛かりました。

この日は、雪がちらつきましたので、碍子に上っての作業は
とても寒かったと思います。
手もかじかんで、時間もいつも以上にかかりました。

今日は、12月31日。
ほんとにお疲れ様でした。 

寒くても、常に安全作業には全力です!!

GIS(ガス絶縁開閉装置)の点検 その2 七宝変電所

次にLS(開閉器)の普通点検を行いました。

1 LSの動作特性を測定し、動作機構部を分解しないで
  手の入る範囲で手入れをします。

 

七宝変電所 007.jpg

2 LSの動作は電動ですが、手動レバーを使って動作確認をします。

  同時に"入""切"動作で異なる位置の手入れをします。

 

七宝変電所 027.jpg          七宝変電所 025.jpg

LSのGIS点検も行いました。

1 GISの絶縁は、SF6ガスが規定の圧力になっていることが必要です。
  ガス圧力低下時、圧力リレーが正確に動作し、警報が出力するのを
  確認します。

 

七宝変電所 004.jpg         
七宝変電所 008.jpg

この作業で、注意したのは次の2点です。

・ コンパクトに作られた装置ですから、工具類で機器の装置を傷め
  ないよう慎重に行いました。


・ 作業対象の各装置が近いので、他の作業員との連絡と
  調整が重要です。
  声を掛けあって、作業を進めました。


この現場を、(株)シーテックの社長が視察されていました。

 

IMG_0221.jpg        IMG_0225.jpg

 

社長自ら現場に足を運び、安全な作業を呼びかけられている様子を見て、

東春さんに任せておけば安心!!

と言われる会社を目指そうと強く思いました。


目標は、トップからも認められることです!!

GIS(ガス絶縁開閉装置)の点検 その1 七宝変電所

GISとは、開閉器(LS)や遮断器および母線をSF6ガス絶縁の
中に組み込んだ装置です。
七宝変電所 006.jpg     七宝変電所 024.jpg

     

SF6ガスは、絶縁性能が大変良いので77kVという高い電圧でも
コンパクトな容器に納めることが出来ます。

つまり、変電所の中で広いスペースが必要ないので経済的です。
また、危険な特別高圧の充電部が、ケースの中に納められているので安全です。

まず、GCB(ガス遮断機)の細密点検を行いました。

1 遮断器の動作機構部を分解し、古い油分を取り、新しい油を注入します。

 

七宝変電所 047.jpg     七宝変電所 016.jpg

2 遮断器の部品の一部(トリップハッカー)を新品に取り替えます。
  この作業は、メーカーの技術派遣員の方が行いました。

七宝変電所 019.jpg
 

メーカー技術派遣員の方Kさんからコメントを頂きました。

シーテックとその協力会社は、技術力が高いので安心して
作業分担ができます。

また、それぞれの得意な作業分野の指示や意見交換も
スムーズに行えます。

東春電気にとって、このような言葉は何よりも自信に繋がります。

ブスタイGCBボックスの組立2(メーカーとの共同作業) 犬山変電所

この点検は12年に一度しか行いません。

また、メーカーしか分からないノウハウがあります。

作業過程を思い出しながら、メーカーの人に確認しながら
作業しました。

犬山変電所 035.jpg        犬山変電所 031.jpg

 

点検は2日間で終了しました。

もちろん、この点検は初めてという社員もいました。
貴重な体験だったと思います。

犬山変電所 021.jpg   
犬山変電所 011.jpg

 

点検終了後、茨城・日立の社員の方に質問しました。

中部電力の設備は、きちんと手入れが行き届いてます。
また、一緒に作業をする協力業者(東春電気他)の方も
"覚えよう"という気持ちで作業をしていることが
伝わってきて、とても良いです!!

こんなことを話してくれました。
嬉しいですね~~

 

そして、一番困ることは何ですか?と聞くと

・枕が変わると眠れないこと。
・移動した後、何もすることがなく暇なこと。

と言うことでした。

出張の多いメーカーの人も、大変なんですね。


メーカーの方からも、たくさんの技術を吸収しよう!!

ブスタイGCBボックスの組立1(メーカーとの共同作業) 犬山変電所

変電所では、落雷などで異常電流が発生した際、
被害の範囲を最小限にする必要があります。

そのため、大きな電流を瞬時に遮断できる遮断器が設置されています。

クラウンコルク 2010.11.13 005.jpg

 

遮断器の中で、内部の絶縁とアークの消去に不活性ガスを用いるものを、
「ガス絶縁遮断器」(GCB)と呼んでいます。

犬山変電所でGCBボックスの点検を行いました。

 

この点検は、作業が難しく、また特殊な工具を使うので、
メーカー(茨城・日立)の人との共同作業でした。

 

次のような作業をしました。

1 GCBの機構部の細密点検。
 ① パイロット弁の組立。

犬山変電所 023.jpg       

犬山変電所 019.jpg  

左側が日立の人です。

 

2 補助用開閉弁の接触抵抗測定。

犬山変電所 024.jpg

 

3 ワイプとストロークの測定(遮断器の主回路の動作が正常か確認)

犬山変電所 015.jpg       
犬山変電所 014.jpg

4 動作時間測定。

犬山変電所 020.jpg

 

いつもと違うデリケートな作業は、緊張します。
 

日本クラウンコルク電気設備定期点検 その1 (屋外機器について)

一般企業の点検に行きました。
ここは毎年定期的に点検を行っています。


この機器の役割は、77kV特別高圧受電所にて
6.6kVに変圧(降圧)して高圧電気室に送ります。

作業は、次に手順で行います。

 

1 作業員全員で、朝のミーティングをして、作業内容の
  説明と各作業分担を指示します。     

   クラウンコルク 2010.11.13 001.jpg

2 作業区画ネットを作って停電範囲を明確にします。

 クラウンコルク 2010.11.13 002.jpg

 

3 作業箇所にアースを取り付けます。

 クラウンコルク 2010.11.13 035.jpg   

                                                                         

4 77kVGCB(ガス遮断器)の点検をします。    

     クラウンコルク 2010.11.13 006.jpg     クラウンコルク 2010.11.13 005.jpg

 

5 77kVLS(ラインスイッチ)の点検をします。

クラウンコルク 2010.11.13 012.jpg     クラウンコルク 2010.11.13 036.jpg

    

6 77kV母線の点検をします。

 クラウンコルク 2010.11.13 011.jpg

 

7 変圧器(77kV → 6.6kV)の点検をします。
 クラウンコルク 2010.11.13 045.jpg

 

8 変圧器絶縁油の性能試験を行います。

 クラウンコルク 2010.11.13 034.jpg

 

この作業で特に注意をすることは、次の2点です。

・ 点検翌日に工場は操業をします。
  機器を破損させると、工場の操業に大きく影響します
  ので、機器の取り扱いには充分注意しました。

・ 77kV母線は高所作業であり碍子清掃時には、安全帯
  を着用し、墜落防止に気をつけました。

この作業はおよそ6時間ほどかかりました。


今回は停電の都合で線路側LDS×2台の点検がありませんでした。
そのため、少ない人数(5人)で行うことができました。

自家用受電設備であり、少しでも不具合を発生させる訳にはいけません。
そのため、作業工程ごとの確認チェックを確実に行う大切さを
実感しました。

 

工場の操業を見えないところから支えます!!

ガス遮断器【日立空気式】の点検  稲沢変電所

この作業は、通常6年に1回行なわれます。
今回は、遮断器の中にある手動ESの絶縁板を
メガー低下により取替えをしたため、点検が実施されました。

今回の点検では、若い社員(A君、T君)に試験を実施して
もらいました。

稲沢変 2010.11.15 004.jpg    

稲沢変 2010.11.15 003.jpg

 

試験内容は、次の6種類でした。

1 開閉時間測定
2 最低投入引き外し電圧測定(点検前・点検後)
3 主回路接触抵抗測定
4 補助開閉器接触抵抗測定
5 メガー測定
6 圧力リレー動作試験(ガス・空気)

稲沢変 2010.11.15 001.jpg   

稲沢変 2010.11.15 005.jpg

 

時間はおよそ5時間ほどかかりまた。

今回は、測定方法や危険箇所を教えながら作業を進めました。
例えば、カバーを外す時や工具を扱う時に、
低圧回路に触れないよう注意を促しました。

今日は、教えながら作業をしたのでいつもより時間はかかり
ましたが、二人とも意欲的に取り組んでいて教え甲斐がありました。

社内で勉強したことを活かすことは、自信に繋がります。

技術を現場で活かそう!!

遮断器(CB)の絶縁油ろ過作業 33kV油入遮断器

遮断器(OC)のろ過作業をしました。

大きな電流を遮断した場合に、絶縁油の性能劣化が
想定される時に
行います。

油遮断器(OCB)は、33kVの回路で故障が発生
した時の大きな電流を安全に切る装置です。

 

PA140051.JPG

今回は、絶縁油の耐圧が低下したため、油ろ過をして
絶縁油の耐圧性能を上げるために行ないます。

作業は、次のように行いました。

1 遮断器の下部ドレンバルブより油を抜き取り
  ドラム缶に入れます。

PA140052.JPG   

 

2 油ろ過紙は、乾燥器で水分をとばします。

PA140054.JPG

 

3 ろ過器に配管を接続してドラム缶の油を循環させ
  ろ過をします。

PA140055.JPG

 

4 フィルターろ過器を通して油を循環させます。

PA140053.JPG

 

5 ろ過紙に水分などの油中不純物を吸着させて
  絶縁油の性能を回復させます。

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この作業で気をつけることは、次の2点です。

・油配管の接続や、取扱いは油をこぼさないようにします。
・油受けのパレットやシートで油漏対策をします。

作業時間はおやそ3時間ほどかかりました。

今回は、ろ過する油がドラム缶1本分でしたので、比較的
時間が掛かりませんでした。

 

油を取り扱いますので慎重に作業を進めました。

 

 

 

 

 

 

 

断路器(LS)操作BOXの細密点検

断路器(LS)操作BOXの細密点検をしました。

この点検は、12年に1回行います。

断路器は、操作方式によりいろいろな種類があります。
また、同じ操作方式でもメーカーにより機構の構造が違います。
ですから、点検の時は構造の違いを確認しながら慎重に作業します。

作業は、次のように行いました。

1 操作BOX内のパッキンを取り替えます。
2 シリンダーの取替えをします。

名北変 2010.10.10 017.jpg     
名北変 2010.10.10 015.jpg

3 弁、パッキンの取替えをします。

 

名北変 2010.10.10 019.jpg     

名北変 2010.10.10 018.jpg

この作業で特に気をつけることは、次の2点です。

・古いシリンダーを外すとき、間接的にロープでつるし
 落ちないように気をつけます。
・新しいシリンダーに取り替えたあとのリミットスイッチや
 コイルの調整に気をつけます。

作業時間はおよそ、4時間ほどかかりました。

この点検は、12年に1回しか行わないので経験するチャンスが
あまりありません。
そのため、少し調整につまずいたりしたことで、
思ったより時間がかかりました。

この経験を活かし、次の点検では時間短縮できると思います。

少ないチャンスを次に活かす!!

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