電気設備機器 点検現場ブログ

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高圧電気設備機器点検・メンテナンスを行っている、東春電気工業の活動内容をお知ら...

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【2_機器点検アーカイブ】

名城変電所  湧水槽の点検

湧水槽とは、雨水等を貯めるために地下に作られた
大きな水槽です。

湧水槽の役割は、連絡管から排水ポンプのある槽に送られた水を
電極センサーにより監視をします。

 

名城湧水槽 016.jpg

また、排水ポンプにある水位まで到達すると、電極センサーが働き
外に排水をします。

連絡管の流れや電極センサーが、正常に作動しているか点検をします。

作業は次の手順で行いました。

1 水槽内の喚気を確保する。

 

名城湧水槽 047.jpg

2 水槽内の酸素濃度・硫化水素の測定をする。

 

名城湧水槽 057.jpg

3 水槽内の照明の設置をする。

 

名城湧水槽 017.jpg

4 水槽内の清掃を開始する。

 

名城湧水槽 051.jpg         
 
名城湧水槽 050.jpg

 5 電極センサーの取替えをする。

 

名城湧水槽 025.jpg         名城湧水槽 026.jpg

6 土嚢の引き上げをする。

 

名城湧水槽 063.jpg

この作業で一番気をつけることは、次の2点です。

1 作業場が地下のため、酸素濃度を確認することです。

2 照明などの電源リードを確保することです。

 

この作業は、10日間ほどかかりました。

湧水槽は、4年に1度の作業ですので、悪臭も強く水も
汚れているのでどちらかと言えば嫌な仕事です。

しかし、嫌な顔をせずバリバリ仕事をしてくれますので
とてもありがたいです。

と、現場責任者の松本さんから感謝の言葉がありました。

ほんとに、ありがとうございました。

断路器操作BOXの電装品取替  起変電所

電装品の取替を行いました。

起変電所 010.jpg

 

断路器は、モーター駆動にて動作します。
モーターを駆動させるためにいろいろなRY(リレー)が
ついています。
その中の一つが電装品です。

 

この作業は12年に1回行います。

作業手順は次のように行いました。

1 各電装品の回路を切り離します。

 

2 電装品を取り替えます。

 

起変電所 006.jpg

3 回路を接続します。

  起変電所 003.jpg

 

4 図面にて配線をチェックします。

 

起変電所 009.jpg

5 取替後の動作試験を行います。

 

この作業で気をつけることは、次の2点です。

・ 活線での回路切り離す時は、感電や他の電線に触れないよう
  テープにて防護する。
・ 取替後の配線チェックはメーカー形式によって様々なので
  とくに注意を要します。

 

電装品の取替は制御回路の配線接続が正確でないと
大変なことになります。
シーケンス(配線図)を読み切ることが重要です。

 

この作業は、およそ5時間ほどかかりました。

 

電装品取替は、停電時間が短い条件で行います。
組み立て完了後の動作試験では、すこしドキドキしました。
また、33kV設備は、充電部が近く常に注意が必要です。

 

 

起変電所 001.jpg

どんな作業も、常に緊張感をともないます。
そんな緊張感が、ミスをしない仕事に繋がるのです!!

LS(線路開閉器)の点検  寛政変電所

LSとは、ラインスイッチとも言います。
回路を開閉する装置です。

寛政変電所 012.jpg

この点検は3年に1回に行われます。

寛政変電所 001.jpg

 

作業は、次のように行いました。

1 主回路の導電部を点検します。

2 支持碍子を清掃します。

 

寛政変電所 003.jpg       寛政変電所 002.jpg

3 操作BOXを点検します。

  寛政変電所 018.jpg

 

4 動作特性試験をします。

 

寛政変電所 017.jpg

5 回路チェックをします。

 

寛政変電所 016.jpg

6 注油をします。

 

寛政変電所 014.jpg

この作業で、難しいことは次の2点です。

① 碍子の清掃は単純ですが、この変電所は海風を受け
  塩害に強い形をしています。
  ヒダのの形が下を向いているため、拭き取りがしにくい
  点です。

 

寛政変電所 004.jpg

② 154Kvは絶縁碍子が長いため、安全帯を使って作業を
  します。
  安定した作業の姿勢が取りにくいので、より安全には
  気を使って行います。

 

寛政変電所 024.jpg

作業時間は、3時間ほど掛かりました。

この日は、雪がちらつきましたので、碍子に上っての作業は
とても寒かったと思います。
手もかじかんで、時間もいつも以上にかかりました。

今日は、12月31日。
ほんとにお疲れ様でした。 

寒くても、常に安全作業には全力です!!

GIS(ガス絶縁開閉装置)の点検 その2 七宝変電所

次にLS(開閉器)の普通点検を行いました。

1 LSの動作特性を測定し、動作機構部を分解しないで
  手の入る範囲で手入れをします。

 

七宝変電所 007.jpg

2 LSの動作は電動ですが、手動レバーを使って動作確認をします。

  同時に"入""切"動作で異なる位置の手入れをします。

 

七宝変電所 027.jpg          七宝変電所 025.jpg

LSのGIS点検も行いました。

1 GISの絶縁は、SF6ガスが規定の圧力になっていることが必要です。
  ガス圧力低下時、圧力リレーが正確に動作し、警報が出力するのを
  確認します。

 

七宝変電所 004.jpg         
七宝変電所 008.jpg

この作業で、注意したのは次の2点です。

・ コンパクトに作られた装置ですから、工具類で機器の装置を傷め
  ないよう慎重に行いました。


・ 作業対象の各装置が近いので、他の作業員との連絡と
  調整が重要です。
  声を掛けあって、作業を進めました。


この現場を、(株)シーテックの社長が視察されていました。

 

IMG_0221.jpg        IMG_0225.jpg

 

社長自ら現場に足を運び、安全な作業を呼びかけられている様子を見て、

東春さんに任せておけば安心!!

と言われる会社を目指そうと強く思いました。


目標は、トップからも認められることです!!

GIS(ガス絶縁開閉装置)の点検 その1 七宝変電所

GISとは、開閉器(LS)や遮断器および母線をSF6ガス絶縁の
中に組み込んだ装置です。
七宝変電所 006.jpg     七宝変電所 024.jpg

     

SF6ガスは、絶縁性能が大変良いので77kVという高い電圧でも
コンパクトな容器に納めることが出来ます。

つまり、変電所の中で広いスペースが必要ないので経済的です。
また、危険な特別高圧の充電部が、ケースの中に納められているので安全です。

まず、GCB(ガス遮断機)の細密点検を行いました。

1 遮断器の動作機構部を分解し、古い油分を取り、新しい油を注入します。

 

七宝変電所 047.jpg     七宝変電所 016.jpg

2 遮断器の部品の一部(トリップハッカー)を新品に取り替えます。
  この作業は、メーカーの技術派遣員の方が行いました。

七宝変電所 019.jpg
 

メーカー技術派遣員の方Kさんからコメントを頂きました。

シーテックとその協力会社は、技術力が高いので安心して
作業分担ができます。

また、それぞれの得意な作業分野の指示や意見交換も
スムーズに行えます。

東春電気にとって、このような言葉は何よりも自信に繋がります。

雷による障害の復旧作業  その4   春日井市にあるT変電所

復旧作業の後、中部電力(株)U副長様からこんな言葉をいただきました。


いや~、今回の雷には参りました。自然には勝てませんね~。
でも、お客様に安心していただけるように、保守に万全をつくしています。
そこに欠かせないのは『東春電気さん』を始めとする
協力業者さんの皆さま方だと思います。

 

IMG_7969.JPG           IMG_7975.JPG

 

最近は、環境変化もあり、想像できないような自然現象がありますよね。
それでも停電した時、少しでも早くお客様に電気をお届けできるよう、
これからも努力してまいります。

最近は『困った時の東春電気さん』になっていますが
f^_^;・・・頼りにしていますよ♪」


嬉しいいですね~
日頃から、任せられた仕事は完璧に仕上げる気持ちで取り組んでいます。

自分たちが、ずっとメンテナンスしている変電所に異変が起きたときは、
じっとしていられません!!

こんな気持ちが電力さんや、シーテックさんと繋がっていることで
やりがいも感じます。
これからも、よろしくおねがい致します。


皆さんの協力で無事終了し、ホッとしました。

「困ったったときこそ頼りにされる東春電気」
として、これからも期待に応えられるよう、がんばります!!

任せてください!!

雷による障害の復旧作業  その3   春日井市にあるT変電所

3名が雷で壊れた機器の取替をしている間、他の者は屋外で、
トランス(変電所のメイン変圧器)の油を採取していました。
大きな雷がトランスに侵入すると、内部にガスが発生します。
そのガスを検出するためです。

 

鳥居松変 2010.11.01 003.jpg

また、並行して社員3名は屋内設備に異常がないか確認をしました。
雷による異常がないか、中のVCB(遮断器)を引き出して内部を点検しました。

 

鳥居松変 2010.11.05 014.jpg         鳥居松変 2010.11.05 020.jpg

また、社員2名は雷が保護装置に影響していないか異常の有無を点検し、
取り替えた機器の健全性について保護措置を通じて検査しました。

 

鳥居松変 2010.11.01 008.jpg

保護装置類に関しては、雷による異常は検出されませんでした。

復旧作業は、各作業場別れて10時間ほどかかりました。

今回は、停電した範囲が広く影響も大きかったため少しでも早く
復旧しようと、中部電力(株)、(株)シーテックを始め
東春電気の社員やその他関係者の方たちが全員一丸となって
協力し合い作業を進めました。


鳥居松変 2010.11.05 007.jpg      鳥居松変 2010.11.05 015.jpg

その結果、驚異的な早さで復旧にこぎつけることができました。

雷による障害の復旧作業  その2   春日井市にあるT変電所

雷で壊れた機器の取り替えをしました

緊急対応のため、同じ機能を持つ機器をメーカー、予備品などから捜し回って運びました。
そのまま取付けられないため、加工して取り替えました。
ネジの位置が微妙に違いますので現場合わせでネジの位置を確認し、
穴を開けて取り付けました。

 

鳥居松変 2010.11.01 016.jpg     鳥居松変 2010.11.05 023.jpg

本体の取り付け後は、高圧側・低圧側の配線を加工して取り付け、
配線やアース間距離などを確認します。

鳥居松変 2010.11.01 014.jpg

 

この作業で注意したのは、

① 配線を間違えない(間違えると役割を果たさない)。

鳥居松変 2010.11.01 027.jpg


② 重量物(60㎏)であり、デリケートな物でもあるので、
  傷つけたり、落としたりしないように細心の注意をはらう。

鳥居松変 2010.11.01 022.jpg


③ 腰を痛めないようにする。

などです。

 

重量物を取り扱うため、声を掛け合いながら作業を進めました。

1台の作業時間は2~3時間ほどです。
雷で壊れた計6台の機器を、2日間かけて加工・取り付けを行いました。

雷による障害の復旧作業  その1   春日井市にあるT変電所

「この頃、停電が少なくなったな」と感じられる方も多いと思います。

最新技術を屈指して、変電所設備の信頼度も上がって来ていますが、
協力会社も、常に万全な状態になるよう努力しています。

003.JPG

 

...それでも、停電は起こります。天敵は...カラスですが、
もっと怖いのは自然現象、雷です。

雷などの原因で変電所に異常が発生しても、他の回線へ切り替えて停電を防ぎますが、
これは停電を防ぐために、変電所には2本以上の回線があるからです。

 

しかし先日、春日井市にある変電所が雷の被害を受け、
周囲約9千戸! という広範囲に亘り停電しました。
この時は、2本ある回線が同時に被害を受けたために、
一時変電所が全部停電してしまったからです。

鳥居松変 2010.11.01 028.jpg 

 

変電所が被害を受けると、できるだけ停電の時間を短くするため、
他の変電所と連系されていますので、そちらから電気が送られてきます。
この変電所でも、1時間49分で停電は復旧しました。

停電が発生したのは深夜1時過ぎ...。
東春電気に電話があったのは午前2時頃でした。
緊急対応のための人員確保の電話でした。

東春電気の社員が変電所に着いたのは午前7時20分です。
中部電力(株)の人や、(株)シーッテクの人が沢山いて、
みんな少しでも早く電気を復旧しようと一生懸命走り回っていました。

現場には緊張感が張り詰め、持ち場の作業をテキパキと行っていました。

東春電気が行う作業は

 

① 雷で壊れた機器(接地形計器用変圧器)の取り替え。

鳥居松変 2010.11.01 012.jpg

 

② 屋外でトランス(変電所メインの変圧器)の油を採取して健全性の確認。

鳥居松変 2010.11.01 004.jpg


③ VCB(遮断機)を始めとする屋内設備の点検。

鳥居松変 2010.11.05 017.jpg       鳥居松変 2010.11.05 009.jpg


④ 保護装置類の点検。 

 

鳥居松変 2010.11.01 007.jpg

などです。

活線工具耐圧試験  アース操作棒ほか検電器

活線工具耐圧試験は。法令で充電部に器具を介して触れる場合は
器具の耐圧試験をすることを年2回、義務付けられています。

耐圧試験 塗装部 003.jpg


変電所で使用する大きな電圧(何万kV)を加圧して試験することは
不可能です。
そのため、耐圧試験器を使用します。活線工具の耐圧試験をしました。
今回は、(株)シーテック 塗装部の工具点検です。

 

アース操作棒は、感電防止をするための器具です。
検電器は、活線・停電をしているかをチェックするものです。

この試験に使用する耐圧試験器は、200Vを1000kVに昇圧
する装置(トランス)です。

耐圧試験 塗装部 005.jpg

 

耐圧試験にて、対象物に電圧を印加し、漏電流測定で性能維持を
確認します。

耐圧試験 塗装部 004.jpg

 

検電器は、使用電圧の2倍の電圧の電圧を1分間印加して試験をします。
アース操作棒は、30センチ間隔で7500kVを印加して
試験をします。


この作業で気をつけることは、次の2点です。

1 印加電圧による感電を防止すること。

2 測定値が許容値内であっても、ヒビ・割れ等の外観点検も
  見逃さないこと。

耐圧試験 塗装部 002.jpg

 

二日間で、約130本の試験をしました。

通常の変電部門と違う物品があって少々手間取りました。
500kV用検電器やアース操作棒は、初めて耐圧試験を
行い貴重な体験をしました。

 

新しい事へのチャレンジは、続きます!!

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